コロナ渦って、コロナ「うず」?

コロナ渦中って、コロナ「うずちゅう」「うずなか」?

今回は「コロナ渦・コロナ渦中」の読み方と正しい漢字を紹介していきます。

意味も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コロナ渦・コロナ渦中の読み方「うず」は間違い?

世界中で猛威を振るっている新型肺炎コロナウィルス。

世界中でも多くの死亡者を出して、私たちの日本でも猛威を振るい自宅待機など生活や経済に多大な影響をもたらしていますよね。

そんな中で皆さん「コロナ渦」「コロナ渦中」という言葉や文字もよく目にしませんか?

これ・・実際に皆さんなんて読んでいますか?

」というのは、「うず」と読むのですが「コロナ渦中」は「コロナうずなか」?

実は、この漢字を読めない人が最近大勢いて勘違いが発生しているそうです!

渦(うず)」という漢字は存在するのですが、「コロナ渦」という日本語は存在しません

コロナ渦中」も正しい表現ではなく、「コロナ”の”渦中(かちゅう)」という表現ならば日本語としてOKだそうですよ!

コロナ渦・コロナ渦中の正しい漢字は?

そもそも「コロナ渦」という日本語が存在しない。

という所で大きな驚きですが、ではどうしてテレビや新聞などで「コロナ渦」という文字を私たちは目にするのでしょうか?

実はテレビや新聞で使用されているのは「渦」という漢字ではないのです。

正しい漢字はこちらです。

」で、皆さん読めますか?

この「禍」は、音読みで「」と読むので「コロナ禍」と書かれていると「コロナカ」と読むことになります。

訓読みでは「わざわい」とも読むらしく、漢字って難しいですね・・。

コロナ禍・コロナ禍中の意味は?

ではそもそもコロナ禍」ってどういう意味なのでしょうか。

日本人を30数年やってきましたが、全く知らない言葉なのですが皆さんいかがですか?笑

コロナ禍の意味はこちらです。

新型コロナウィルスが招いた危機的、災厄的な状況

コロナ禍という言葉に、そこまでの意味が含まれていたなんて知りませんでした。

そしてもう一つ目にする「コロナの禍中」の意味は分かりますか?

こちらです。

新型コロナウィルスが原因で混乱した騒ぎの中

~の禍中という言葉は聞いたことがありますので「コロナの禍中」の意味は理解できますが、日本語は奥深いですね・・。

コロナ禍・コロナ禍中の使い方は?

コロナ禍の意味は理解しましたが、では日常的に私たちはどのように「コロナ禍」という言葉を使えばいいのでしょうか?

コロナウィルスによって私たちがもたらされる不幸

というのが、大体の意味ですので「まじで、最近コロナ禍だよね~(最近、コロナで私たち不幸だよね~」という様な意味で使うのが正しいのかちょっと難しい所だと思います。

しかし調べてみると、私が上記で書いた「最近コロナ禍だよね~」という意味の使い方ではなく、正しい使い方があるようです。

例文をいくつか見つけました。

コロナ禍によって客足が激減し、閉店を余儀なくされた。

政府から出された全国緊急事態宣言によって、営業を自粛に追い込まれた飲食店やホテルなどの現状もニュースなどで連日取り上げられています。

外出自粛などによって、客足が激減し閉店するしかなくなった。という状態を「コロナ禍」と表現するのですね!

「コロナ禍は学生たちの就職活動にも多大な影響を与えている。」

新型コロナの影響で、営業などが悪化し内定を受けていた学生たちの多くが営業不振で内定取り消しになった。

というニュースも多く目にしました。

そのような学生たちの現状も「コロナ禍」になるのですね!

コロナ禍の間違いやすい漢字まとめ

コロナ「禍」の漢字って一目見て、一発で「カ」と読む人って少ないのではないでしょうか。

実際に間違いやすい漢字が多く存在しています。

事実、私自身も恥ずかしいですがずっと「」ではなく「」と読んでいました。

他にも「」だけでなく「」と勘違いしていた人もいたようです!

「コロナ禍ってずっと、コロナ渦(うず)だと読んでた。恥ずかし」

「え・・コロナ「カ」って読むの?コロナ鍋だと思ってたんですけど!!なんか鍋の中でコロナに煮られているみたいな表現なんだ。と思ってたww」

と勘違いしていた人が多いようで、私だけでなくちょっと安心しました。笑

なんでコロナ禍って言われるの?

「コロナ禍」と言われるようになった理由については、分かっていません。

しかし、確実にコロナが世界で特に日本で猛威を振るうようになったのは2020年からです。

なので2020年以降にコロナが猛威を振るいだして、その現状を伝えるために新聞やネットニュースなどのマスメディアで使用されることが増えたからなのではないか。

と言われています。

なので、コロナが発生していなければ「コロナ禍」という言葉は存在しなかったわけです。

まさに新しい日本語が誕生した。という事になります。

今回は、コロナ渦・コロナ渦中の読み方や正しい漢字、そして意味について記載しました。見たことがある漢字にどうしても思えてしまうんですね。恥ずかしい思いをしないように、これからはしっかりと見たいですね!