帰宅恐怖症…。
東出昌大の不倫で話題になりました。
帰宅恐怖症とは、一体どんな症状なんでしょうか。
また帰宅恐怖症になってしまう原因は、妻と子どもにあるのか。
そして、もし自分も帰宅恐怖症になってしまったら、病院での治療法や家での治し方はどんな感じなのか。
今回は、そんな帰宅恐怖症についてまとめていきます。
帰宅拒否症の症状とは?
最近よく耳にするワードの1つに帰宅拒否症があります。
果たして帰宅拒否症とは一体なんなのでしょうか?
一昔前は家に帰りたくない人と言えば、思春期の少年少女だと思われがちでした。
でも最近では働き盛りで一家の家長である夫が、家に帰りたくないという心理に陥ってしまう事を、帰宅拒否症と呼びます。
そんな気になる帰宅拒否症の症状は、
「家に帰るのが怖い」
「家に帰りたくない」
こんな風に帰宅するのが苦痛になるみたいです。
そして仕事が終わっているのに残業を引き延ばしたり、まっすぐ帰宅せずに、ネットカフェで時間を潰してから帰る様になったり、重症化すると家出をするまで…。
程度は様々ですが、家に帰るのが苦痛であるという症状が、帰宅拒否症であるといえますね。
帰宅拒否症のチェック項目
帰宅拒否症の疑いには、チェック項目があります。
・家族が寝静まってからの深夜で無ければ帰る気がしない
・家に帰るより、残業してでも仕事をしていたい
・休みの日に家にいるのが苦痛で、会社に行く方がいい
・会社帰りはいつも飲みに行ってしまう
・帰宅が遅くなった時に、妻からかかってくる電話が怖い
・早く帰ってきてしまった翌日は早く家を出たい
・妻から暴言や暴力を振るわれるのではないかとビクビクしてしまう
・家に妻がいない日は気持ちが落ち着く
・夕飯は家で食べたくない
・休んでも疲れが取れにくい
チェック項目が、6つ以上あてはまってしまったら、帰宅拒否症の可能性が高いです。
ただ1つあてはまるだけでも、辛そうな事ばかりですね…。
帰宅拒否症の原因は妻?
帰宅拒否症の原因が、妻であるというのは本当なのでしょうか?
ちょっと古いですが、2015年2月放送の朝の情報番組「スッキリ」で、帰宅拒否症に陥りやすい家庭の特徴をチェック項目で挙げていました。
・夫に挨拶をしない
・夫にあまり笑顔を見せない
・夫のことを無視することがある
・夫を管理している
・子供は自分(妻)のものだ
・子どもの教育方針は自分(妻)が決める
・頼りになるのは実母
・夫の母親が嫌い
・女系家族で主導権は女性
・友人など話し相手が少ない
こちらのチェック項目が3つ以上なら帰宅拒否症予備軍。
5つ以上あると帰宅拒否症に陥ってしまっている危険があるとのことでした。
愛し合って結婚したはずの夫婦なのに、とても悲しいですが…帰宅拒否症の原因の多くは妻にあるようです。
また帰宅拒否症に陥りやすい夫の性格的な特徴は、内向的で大人しい人であるといえますね。
帰宅拒否症の原因は子ども?
帰宅拒否症の原因が、家庭にあるのは間違いなさそうです。
ただ妻だけではなく、子供にも原因があるのでしょうか?
子供が直接的な原因にはならないようですが、妻が子供を優先し過ぎたり、夫の愚痴を子供に話したりといった事例で、間接的に帰宅拒否症の原因となる事はありそうです。
父親の愚痴を聞かされた子供は、父親を尊敬出来なくなり、父親の言う事を聞かなくなってしまう事もあり得ます。
また母親と子供の絆が深すぎると、夫が疎外感を味わってしまう事も帰宅拒否症の引き金になりえますね。
なので帰宅拒否症の原因は、間接的ですが子供にもあるといえます。
帰宅拒否症の病院での治療法は?
帰宅拒否症が疑われた時には、病院を受診する必要があります。
実は帰宅拒否症とは、心の風邪とも言われるうつ病の一種でした。
そこでうつ病と同じく心療内科を受診してください。
そこでカウンセリングの治療を受けましょう。
気持ちを吐き出すだけでも随分楽になりますから、先生に辛い気持ちを吐き出しましょう。
カウンセラーへの相談でも良いですが、病院の受診なら健康保険が適用になりますから、治療費も安価ですみます。
そこで心療内科がおススメですよ。
風邪と同じく誰でも罹る病気ですので、遠慮せずに医療機関を受診しましょう。
帰宅拒否症の家でもできる治し方は?
帰宅拒否症の治療は、専門家によるカウンセリングです。
ただ、それだけだと一時的に良くなったとしても、また発症してしまう可能性があります。
そこで帰宅恐怖症の原因を無くして、根本から変えていく必要があります。
帰宅拒否症の原因の多くは家庭内でした。
なので、家族の協力が不可欠です。
・妻がいつも笑顔でいる
・子供に父親の悪口を言わない
・夫に疎外感を与えない
・居心地の良い雰囲気を作る
共働き家庭が増えて、妻もとても大変だと思います。
なので夫は心の病気だと理解して支えていくのが、一番の薬だといえますね。
家族が夫を支えて、居心地の良い帰りたくなる家庭にする。
それが家でもできる帰宅恐怖症の治し方ですね。
今回は、帰宅恐怖症について記載しました。
帰宅恐怖症の症状は「家に帰りたくない」だけでなく、心の病気です。なので、もし帰宅恐怖症になってしまったら病院でちゃんとした治療を受けたり、家族のサポートを充実させたりする必要があります。誰にとっても帰りたくなる家にしたいですね。