「政府の問題が起きると、芸能人が逮捕される。」

そんな都市伝説のような話があるんですが、本当なんでしょうか。

せっかくなので、政府の問題と過去の事件の時系列を検証していきます。

都市伝説なのか、それとも考えすぎなのか…。

 

 

ラサール石井の「政府が問題起こすと芸能人が逮捕」発言が話題

ラサール石井が麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカについて、こんな発言をしました。

 

まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。これもう冗談じゃなく、次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ」とTwiterでつぶやいて話題になっています。

 

ネットの反応としては、2つに別れました。

・「妄想」「現政府に不満があることへのこじつけ」

・「タイミングの良さからみてもあり得ないことではない」

他にも作家の室井佑月も「な~んか、匂うよね」とつぶやいたり。

落語家の立川談四楼も「都市伝説のようなものと思っていたが、近年もしかしたらと変化し、今回の件で確信するに至った。あるんだよリストは。そうでなきゃジャストタイミングの説明がつかなねえよ」とつぶやいています。

対して作家の百田直樹は「映画やドラマの見過ぎで頭の中が妄想が一杯なのだろうが、もうちょっと冷静になれよと言いたい。安倍政権にそんな力があるなら、とっくにあんたらが逮捕されてるよ」とつぶやいています。

世間ではどのような反応なっていくのか…。

「桜を見る会」の窮地で沢尻エリカが逮捕?

沢尻エリカ

ラサール石井のいうところのタイミングの良さで今回逮捕された沢尻エリカ。

安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が政治資金規正法や公職選挙法に違反しているのではないか?

と連日マスコミで報道されている最中のことでした。

 

この「桜を見る会」は1952年から開催されているもので、各界において功績・功労のあった方々を招いて日頃の労苦を慰労することを目的としています。

招待客の参加費等は税金から拠出されますが、近年、支出額が増加し続けていることが問題視されていました。

この「桜を見る会」では招待客と参加者がいて招待客の費用に関しては税金で賄われますが、参加者は自己負担での参加となります。

 

わかりやすくいうと招待された人の配偶者は自己負担で参加出来ますし、政治家の後援会関係者も自己負担で参加することが出来ます。

参加人数が増えたことに関しては、安倍晋三首相も招待基準の明確化などの見直しを進めていくと話しています。

 

ネットで政治の話を検索すると現政権支持派と反政権派の意見が両極端なので(苦笑)

なかなか難しいものはありますが、逮捕された沢尻エリカは数か月前から警察当局に当然マークされていたでしょうから、あまり関係がないようにも思います。

 

麻薬取締法違反で逮捕するには現行犯逮捕が必須ですから、政治の世界の動向に配慮する余裕もないと思うのですが、どうでしょう?

「現金授受問題」の窮地で清原和博が逮捕?

清原和博

元経済再生担当相の甘利明と元秘書があっせん利得処罰法違反罪と政治資金規正法違反罪で刑事告発された「現金授受問題」で甘利明が辞職したのが2016年1月。

清原和博が逮捕されたのが2016年2月と時期的には非常に近いですね。

甘利明と元秘書は2016年8月に不起訴処分となっています。

 

今回の沢尻エリカ逮捕と桜を見る会の関連に付随する形で過去の「現金授受問題」と清原和博の逮捕も政府側からのリークだ!という意見もありました。

清原和博の疑惑は数年前から噂になっていたことで逮捕のタイミングがたまたま政治の問題が大きく話題になっていた時期と重なるので、このような陰謀論が出るのでしょうか?

 

この「政治と芸能人逮捕の陰謀論」は、もはやネットではネタのように扱われていることも多く、Twitterでは「沢尻エリカ逮捕は安倍首相の陰謀論が出るころ」「沢尻エリカ逮捕は桜を見る会を隠すための安倍政権の陰謀までが日本Twitterの様式美」とまで言われています(笑)

 

清原和博が逮捕された時も甘利問題の目隠しだ!

といわれていたので、ネットを長くやっている人から見ると、またか…という印象なのかもしれないですね。

 

 

「辺野古新基地問題」でピエール瀧が逮捕?

さらに陰謀論は続きますがお付き合いください(笑)

沖縄の「辺野古新基地問題」では、2018年12月に土砂投入が開始され現状回復が不可能となった後、2019年2月に沖縄県民投票が実施され投票率52.48%、反対71.74%・賛成18.99%という結果が出ました。

 

投票棄権者に対する事後調査では反対20.9%・賛成42.6%となっています。

この県民投票は憲法に基づき「結果に従う義務を定めた法律は存在せず、法的拘束力はない」と総務省は見解を示しています。

県民の意思が反映されないとニュースにもなりましたね。

 

ただ沖縄の基地反対運動に関しては、沖縄県民ではないプロ市民が関わっていることや日本人ではない人が関わっているといったニュースも報道されていたりもします。

 

ピエール瀧が逮捕されたのが2019年3月なので、「辺野古新基地問題」から関心をそらすための逮捕だ!

という陰謀論が聞かれました。

 

現政権が不利になるような政治的事案が発生すると芸能人が逮捕されるという図式に当てはまると時期がハマるように見えるのでしょうね。

偶然ととらえるか陰謀ととらえるかは人それぞれといったところでしょう。

 

 

「徴用工問題」で田口淳之介が逮捕?

「徴用工問題」は、第二次世界大戦中に日本の統治下にあった朝鮮及び中国での日本企業の募集や徴用により、労働した元労働者及びその遺族によって訴訟を起こされた問題です。

「徴用工問題」は日本政府と韓国政府とで見解の違いが大きく、2019年1月に日本政府が日韓請求権協定に基づく2国間協議を韓国政府に要請しましたが…。

韓国政府は応じていません。

2019年5月には仲裁委員会の開催、2019年6月にも仲裁委員会の開催を韓国政府に要請していますが応じないため、日本政府は韓国政府に対して国際法を遵守するよう強く要請しています。

中国とは2016年6月に損害賠償請求訴訟を行った原告と三菱マテリアルが和解しています。

田口淳之介が逮捕されたのが2019年5月で、ちょうど日本政府が韓国政府に第三国の委員を加える形式の仲裁委員会開催を要請した時期になります。

 

「徴用工問題」の個人の請求権に関しては、日本政府と韓国政府との見解の相違が大きく国際法に則って解決すべき問題であると個人的には思います。

政府の問題が起きると芸能人が逮捕されるって本当?都市伝説?

ネットが発展していない時代だったとすれば、大きな芸能スクープを連日報道することにより、人の関心がそちらに向きます。

なので「政府の問題が起きると芸能人が逮捕される都市伝説」に関しても、あながち全くの都市伝説とは思わなかったかもしれないですね。

「自分たちはテレビや新聞で報道されること=知ることが出来る唯一の手段」だったわけですし…。

 

でも現在ではネットで議論する場も数多くあり、いつの時代の出来事でも探そうと思えば可能であったり、探し方を知ることが出来たりします。

なので政府の問題を芸能人のゴシップにすり替えるということは、いささか無理があるのではないかと思います。

 

過去にメディアのスピンコントロールについて「マスコミが芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい。国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい」と発言したジャーナリストがいます。

 

確かにそういう傾向はあると思いますね。

現在でいうと沢尻エリカの逮捕も桜を見る会の報道も「日米貿易協定とデジタル貿易協定の承認案が衆院外務委員会で可決された」ことに対する目くらましではないか?

と個人的には思っています。

 

いろいろと税金の使い道に対して野党が与党を追及することは非常に大切だと思います。

ですが、出入国管理法の在留資格である特定技能制度の詳細や生活保護法に関すること、マスコミには凶悪事件の続報なども取り上げてほしいものです。

今回は、政府の問題が起きると芸能人が逮捕されるって本当なのか?を過去の事件で検証してみました。

偶然といえば偶然ですし、考えすぎと言えば考えすぎ。これは完全なる都市伝説ですね笑。「信じるか信じないかはあなた次第です」が、一番しっくりきますね!