芸人の個人事務所はタブーと言われてます。

でも、どうして芸人の個人事務所はタブーなのでしょうか。

やはり個人事務所を設立する理由が、節税対策だからなんでしょうかね。

また徳井義実の一件で芸人の個人事務所が話題になりましたが、他の芸人では誰が設立してるんでしょうか。

今回は、芸人の個人事務所について記載していきます。

 

 

芸人が個人事務所を立ち上げるタイミングは?

芸人が所属事務所から個人事務所を立ち上げるタイミングは、どのくらいの収入になった時が目安になるのでしょうか?

お笑い関係者によると、はっきりとしたタイミングはないようですが…。

個人のギャラなどの年収が2000万円を超えるようになると個人事務所を立ち上げるタイミングなのではないかと話しています。

一般的に芸人だけでなく、芸能人と呼ばれる人たちは芸能事務所に所属していても個人事業主となるため、ある程度の収入を得られるようになった時には個人事務所を立ち上げたほうが税金などのメリットが増えます。

ただし、個人事務所を立ち上げると税金が法人税の計算になったり登記上、10年に1度は必ず登記の申請が必要だったりするので、個人事業主より維持費がかかります。

どちらが最終的に手元に残る収入が増えるかを考えて個人事務所を立ち上げた方がよいということですね。

芸人の個人事務所がタブーな理由は目的が節税対策だから?

芸人の個人事務所がタブーな理由は、目的が節税対策だからというわけではないと思います。

基本的に個人事業主が法人化する場合は、税法上のメリットを考えてのことがほとんどなので、芸人だからと言って個人事務所の設立がタブー視されることはないと思います。

世間的に芸人が個人事務所を設立しているとわかった場合、「あ~儲かっているんだな」と判断され、妬まれることからタブーとされているのだと個人的にには思います。

アーティストや俳優が個人事務所を作っている人も多いですし、特になんとも思わないですが、芸人となるとなんとなくイメージが良くないのはお笑い芸人を軽視する傾向にあるからでしょうか?(笑)

特に吉本興業に所属する芸人はギャラが「事務所9本人1」の比率と言われているので、本人の取り分1でも節税対策が必要なくらい稼いでいるのか…と邪推されてしまうのでしょう(笑)

売れっ子芸能人も大変ですね(笑)

芸人は個人事務所でどのくらい節税できるの?

芸人に限らず、個人事業主と法人化(個人事務所)では税法上でかかってくる税金がかなり違ってきます。

個人事業主では利益が課税対象となり所得税がかかりますので、極端に言うと稼いだ分だけ税金を取られることになります。

法人化(個人事務所)とすると法人の利益に対して、法人税がかかってきます。

また個人事業主の所得税は超過累進課税ですが、法人税の税率はほぼ一定なことや法人の場合には経費として認められ利益から差し引いて計算出来るものが非常に多いので、個人事務所を設立するとかなり節税になります。

ざっくりですが、個人事業主で年収1億円だと税金で5000万円納付となりますが、個人事務所だと3000万円ほどの納付になります。

経費の計上などをしっかりすると20%ほど節税出来ると考えていいと思います。

芸人が個人事務所を設立する他の理由は?

芸人が個人事務所を設立する最大の目的は、節税対策であることがほとんどだと思います。

ですが節税目的以外で個人事務所を設立した場合、法人化の際に必ず必要な事業目的をどのように記載しているかによります。

まずギャラの受け取りだけを目的とした個人事務所だと、税務調査でNGが出る可能性もあることから法務局(正確には公証役場)からOKが出ません。

詳しく説明すると、個人事務所を設立する時には事業目的などを記載した「定款」を作成する必要があり、この定款を公証役場で認証してもらえないと法務局に個人事務所として登記することが出来ません。

事業目的にタレントのマネジメント業務の他に不動産の売買や賃貸を記載すれば、個人事務所名義でマンション経営をしたりすることも出来ます。

芸人だけでなく家族で個人事務所を設立する時には飲食業の経営などを事業目的に入れておけば、家族の飲食業経営を個人事務所で管理することが出来るので、節税対策にもなるし、一石二鳥な場合もあります。

ほとんどはプロの税理士がアドバイスをして個人事務所を設立すると思うので、個人事務所の登記内容を見ると意外な事業目的が記載されているかもしれませんね。

会社に所属してる芸人が個人事務所を設立していいの?

芸人や芸能人は基本的には個人事業主となっているので、会社に所属しているサラリーマンとは違い、個人事務所を設立することに大きな問題はありません。

ただ個人事務所を設立するにあたり、芸能事務所に所属している芸人や芸能人は所属事務所に認められ「業務委託契約」をすることがほとんどです。

所属事務所に認められずに個人事務所を設立すると、内輪での利益操作や利益調整とみなされるリスクが高いためです。

わざわざ税務署にマークされることがないよう、個人事務所を設立した芸人とは業務委託契約をして業務(仕事)を紹介し、ギャラを所属事務所が受け取り、報酬として個人事務所に本人のギャラの取り分を支払うというのが一般的なのだそうです。

簡単に言うと、直接本人に払うと個人所得になりますが、個人事務所を通すと会社の売上という形になるといった感じです。

所属事務所の許可がなければ、個人事務所の設立が難しいのがよくわかりますね。

芸人で誰が個人事務所を設立してる?

芸人の個人事務所で有名なのは明石家さんまの「オフィス事務所」ですね。

雨上がり決死隊の宮迫の時も話題になったので、覚えている人も多いと思います。

チュートリアルの徳井義実の個人事務所は「株式会社チューリップ」ですし、極楽とんぼの加藤浩次も「有限会社加藤タクシー」を設立しています。

ココリコの田中直樹は「靴のタナカ」という個人事務所を設立しています。

お笑いコンビのさらば青春の光は、2013年10月に松竹芸能から独立して「ザ・森東」を設立しています。

大御所では桂文枝が「三友事務所」を設立して、子どもが勤務しているそうです。

オール阪神巨人のオール巨人は「有限会社コケコッコー」という個人事務所を設立しています。

アーティストや俳優には個人事務所が多い印象ですが、芸人の個人事務所となると個人的に思っていた印象より少なかったです。

おおっぴらに公表していないだけで、個人事務所を持っている芸人は他にもいるのではないかと思います。

今回は、芸人の個人事務所について記載しました。

芸人が個人事務所を設立する理由は節税対策みたいですね。ただタブー視されてる理由は、稼いでいるという印象を気にしてる芸人が多いからみたいですね。