秋の味覚と言えば松茸。
食べたいけど高くて食べられないのも松茸。
なぜ松茸はここまで値段が高いんでしょうか。
なんでも松茸が高い理由は、収穫量が関係してるからではと言われたりします。
また、日本産と中国産の松茸の違いや松茸に似てるバカマツタケについてもまとめていきます。
目次
松茸が高い!値段の決まり方は?
松茸はなぜこんなに高いのでしょうか(´ω`;)
どのように松茸の値段は決まるのか決まり方をご紹介します。
子供の頃から松茸は高級でめったに食べられない食材であるとの認識を持っていました。
松茸が他の食材より値段が高いことは間違いありません。
でも、中には頑張ればなんとか購入できそうな松茸もありますよね。
松茸の値段は収穫時期とカサの開き具合によって変わります。
松茸がたくさん出回る時期よりも、早い時期の方が値段は高くなります。
9月中旬から10月初旬が値段が高めになります。
初物と呼ばれる松茸ですね(‘ω’)
その他にカサが開くほど値段は安くなっていきます。
カサが開いていない方が味や香りが良いとされているためです。
松茸が高い理由は収穫量?
松茸が高い理由は収穫量なのでしょうか?
安い中国産のものならば1キロあたり1万円前後で購入することもできます。
安いとは言っても椎茸やしめじと比べるとやはり高いです(´ω`;)
椎茸やしめじなら1袋あたり200円前後で購入することができますからね。
この差は収穫量にあります。
松茸は、他のきのこ類とは異なる変わった生態を持っています。
松茸は赤松の根元に生息するのですが、肥えた土壌より痩せた土壌の方がよく育ちます。
昔より今の方が山に入る人の数が少ないため、土壌は落ち葉などで肥えて松茸の量が減少しています。
それならば人工的に松茸が好む環境を作れば良いんじゃない?と思われるかもしれません。
しかし現在のところ他のきのこ類と異なり松茸には人工栽培技術がありません。
松茸が高い理由は収穫量が少ないためです。
松茸が採れる地域はどこ?
松茸が採れる地域はどこなのでしょうか?
松茸が採れる地域は減少傾向にあると言われています。
ますます値段が上がってしまいますね(´ω`;)
松茸が採れる地域は、日本各地に点在しています。
その中で松茸の収穫量ぶっちぎり1位に輝いているのが長野県です。
松茸狩りも盛んに行われています。
長野県の南相木産で収穫される松茸は味と香り共に、最高の一級品として高く評価されていますよね。
なんと長野県の松茸の生産量は42.5トンで全国の60%以上を占めています。
2位以下は次のようになっています。
2位:岩手県20.7トン
3位:岡山県1.9トン
4位:石川県0.8トン
長野県の松茸の生産量のぶっちぎりぶりがすごいですね(@@;)
松茸の日本産と中国産の違いは?
松茸の日本産と中国産の違いをまとめていきます。
日本のスーパーなどで見かける松茸のほとんどは中国産です。
日本産の松茸と中国産の松茸は、値段と香りに大きな違いがあります。
日本産の松茸は1キロあたり12万円前後で取り引きされています。
一方で、中国産の松茸は1キロあたり1万円前後です。
日本産の松茸の高さには本当に驚きますΣ(゚Д゚)
もう1つの大きな違いは香りです。
日本産の松茸を鼻に近づけると松茸特有の香りがします。
一方、中国産の松茸を鼻に近づけると松茸本来の香りはしません。
なんか臭いと感じる人も多いようです。
中国産の松茸は輸送中にどんどん香りが抜けるそうです。
それを補うために人工香味料をふきかけるために変な臭いがするそうです。
松茸の代わりになると噂の養殖「バカマツタケ」とは?
日本産の松茸が食べたいけどお金がない…
でも輸入の松茸は食べたくない。
バカマツタケはそう考える人々の救世主となるのでしょうか?
と、その前に…。
このバカマツタケっていう名前ちょっと気の毒だと思いませんか?(´ω`;)
一瞬バカ殿様が頭に浮かびました。
松茸に酷似しているのに、松林ではなく雑木林に生えること。
発生時期が松茸よりも早いため馬鹿な松茸と言われたのが由来なんだとか。
しかし、このバカマツタケが凄いんです!
味や香りが本物と同じ、またはそれ以上とも言われています。
これで値段も格安なら最強ですよね(‘ω’)
バカマツタケは出回ってる?
バカマツタケは出回ってるんでしょうか。
2018年10月に肥料メーカーである多木化学の株価が急騰しました。
理由は、多木化学がバカマツタケの完全人工栽培に成功したことを発表したからです。
1年中バカマツタケを大量栽培できる可能性を秘めた多木化学に投資家たちが飛びついたということですね(‘ω’)
あれからもうすぐ1年となります。
果たしてバカマツタケは出回っているのでしょうか!?
ちなみに、私個人は現在までにスーパーでバカマツタケを見たことはありません。
バカマツタケの完全人工栽培が発表されて1年が経ちますが、2019年現在それほど出回ってはいないようです。
ネットでもバカマツタケ関連の話題は2018年10月がピークで現在は話題になっていません。
楽天市場やAmazonでの販売も行われていませんでした。
バカマツタケは大ブレイクすることはなかったようですね…
なので、これからバカマツタケがブレークするのを待ちたいですね!
今回は、松茸について記載しました。
松茸が高い理由は収穫量ですね…。年々少なくなってきてるので、これから更に高くなりそうです。また、日本産や中国産の違いやバカマツタケについてまとめましたが、松茸界の救世主はバカマツタケでしょう。これからバカマツタケがブレークするのを期待したいですね!