秋篠宮殿下が取り上げてから一気に注目の的になってる大嘗祭ですが、たしかに費用22億円は高すぎですよね。ひょっとしたら、これくらいの費用は普通なのかもしませんが、庶民にとって高すぎです。

そして、この22億円が公費支出になる…。つまり、税金で賄われるとなると、たしかに反論はしたくなりますね。秋篠宮殿下は国民の気持ちによろ添えるかたなんでしょう。

また、100歩さがって22億円は良しとして、大嘗祭の内容とか内訳ってどんな感じなんでしょうか。本当に費用とか、税金として見合ってるんでしょうか。

今回は、そんな大嘗祭についてまとめていきます。

大嘗祭の費用22億円が高すぎる!

大嘗祭の費用22億円が高すぎると話題になっていますね。

秋篠宮殿下がご自身の誕生日の記者会見で大嘗祭について発言されたことから非常に注目を集めています。

大嘗祭は7世紀の皇極天皇の頃に儀式の形が定まったとされています。

大嘗祭は皇室の公的な行事と位置付けられていて、通常の内廷費以外の臨時のものが組まれているそうです。

皇室の行事には「国の行事(国事行為)」と「皇室の公的な行事」があり、国費で行うものと内廷費で行うものがあります。

平成の大嘗祭の費用が総額で22億5千万円ほどになったことから、次の大嘗祭も同じくらいの費用がかかるのではないかと言われています。

秋篠宮殿下は大嘗祭自体は絶対にすべきとのお考えではありますが、出来る範囲で身の丈にあった儀式にするべきではないかとお考えのようです。

確かに22億円という金額だけ見ると高額に感じますね。

大嘗祭の費用22億円が高すぎるから公費支出反対?

大嘗祭の費用22億円が高すぎるから、公費支出反対なのでしょうか?

平成2年に挙行された大嘗祭についての政府の説明としては「即位の礼に関しては皇室典範に規定したが大嘗祭には宗教的な面があるということも考えたため」という趣旨のことを述べています。

なので、宗教的なものに22億円の費用が税金として支払われるということに対し、秋篠宮殿下が反対しているということにもなります。

宗教の自由とかの問題に発展しますからね…。

加えて「将来の慎重な検討にゆだねる」とも述べています。

あえて乱暴な言い方をすれば、皇室に批判的な人々の「皇室行事に22億円もかけるとは何事か」という声の大きさが「大嘗祭の費用22億円が高すぎる」という声になっていると思います…。

なので、公費から支出するなんてとんでもないという反対意見として見られるのではないかと思います。

大嘗祭の内容とは?

大嘗祭の内容とはどのようなものなもでしょうか。

大嘗祭の儀式が定まったのは7世紀の皇極天皇の頃ですが、大雑把に言うと大嘗祭は収穫祭にあたります。

その年の新穀を天皇が神に捧げ、天皇自らも食す祭儀です。

大嘗祭の行われる年にその祭に供える稲を出す斎田を選ぶため、「悠紀(ゆき)」「主基(すき)の国」「郡を卜定(ぼくじょう→占い)」ます。

悠紀は東日本、主基は西日本から選ぶことを原則とし、宇多天皇以降は近江国が悠紀丹波国と備中国が交互に主基とされています。

本祭当月までは祓使を差し遣わし祓い、稲穂を抜き取り祭日まで仮屋に収められます。

悠紀・主基の斎場を設け調理制作する諸屋を建て、大嘗宮を造り始めます。

大嘗宮は祭の7日前から造り始め5日以内に造り終えるそうです。凄い速さですね。

本祭では悠紀殿で神に献じた神饌(お酒や食べ物)を天皇みずから聞こし召し(食べる)主基殿に入り同じことを行います。

かなり省略して書きましたので、もしもっと興味がある人は調べてみて下さい。大嘗祭の内容を超簡単に説明しました。

大嘗祭の公費支出反対の理由の真相は?

大嘗祭の公費支出反対の理由の真相はどんな感じなんでしょうか。

いろいろと調べてみると、大嘗祭は宗教色が強いので公費を支出することは憲法で定める政教分離原則に反するのではないかという意見があり、大嘗祭の公費支出反対の理由の1つに挙げられています。

秋篠宮殿下も宗教色の強いものについて国費で賄うことが適当かどうかと発言されています。

平成の大嘗祭いついて政府は「趣旨・形式から宗教上の儀式としての性格も有すると見られることは否定できない」としており「国が国事行為として行うことは困難であると考える」と話しています。

ただ一つの代で一度きりで大切な儀式であることや国も関心があり、公的性格が強いという理由から国費で賄うとなったようですが、平成の大嘗祭の時も憲法違反との訴訟が数多く起こされました。

いずれも原告側の敗訴でしたが…。

やはり政教分離原則に反するのではないかという疑念が、大嘗祭の公費支出反対の理由の真相ではないかと思います。

大嘗祭の22億円の内訳は?

大嘗祭の22億円の内訳はどのようなものなのでしょうか。

いろいろと調べてみると、平成の大嘗祭では大嘗祭を行う大嘗宮を皇居と東御苑に設営するのに14億5千万円あまり掛かったとある記事で書かれていました。

天皇の一世一代の大嘗祭なので大規模に斎行されるため人員も必要になってきます。

前回の大嘗祭を踏襲するとなると、大嘗祭の前年の新嘗祭に7人を臨時に雇いあげ本番に向けた予行練習を体験してもらったそうです。

大嘗祭のために9月から11月まで人を臨時で雇ったとすると人件費も掛かってきますね。

また悠紀・主基の国の選定や稲穂を抜き取る際の移動費、他にも様々な経費が掛かってくることは想像に難くないのではないでしょうか。

また装束や儀式用具なども必要になるでしょうね。

大嘗祭の22億円の内訳は、かなりざっくりですが大嘗宮を設営するのに14億5千万円ほど、それ以外の経費で7億5千万円ほどです。

大嘗祭の話を聞く耳持たない人は誰?

大嘗祭の話を聞く耳持たない人は誰なのでしょうか。

これは秋篠宮殿下が誕生日の会見で発言されたことに対して出てきた人です。

秋篠宮殿下の発言内容はというと。

「大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただその出来る範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかと思いますし、そのことは宮内庁長官などにかなり私も言っているんですね。ただ残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています」と話されています。

これを受けて宮内庁の西村泰彦次長は「宮内庁としての考えを十分にご理解いただけなかった。大変申し訳なく感じています」と語り「殿下のお考え、投げかけにしっかりした返答をしなかったことへの宮内庁に対するご叱責と認識し二度とこのようなことがないよう対応したい」と話しています。

なので、大嘗祭の話を聞く耳持たない人は宮内庁長官らのことをさしていると考えていいと思います。

今回は、大嘗祭について記載しました。

秋篠宮殿下が大嘗祭についてご発言したことで、22億円の存在や内訳や内容、公費支出が適当かどうかが話し合われるようになりました。ひょっとしたら、そういう意図もあったのかもしれないですね。とくに若者に対するメッセージだったのかもしれません。っと最後に勘ぐりたくなってしまいました(笑)